放課後等デイサービス・児童発達支援の【中核機能強化事業所加算】とは?算定要件・単位数・対象事業所・必要書類・運営指導のポイントを宮城県の障害福祉専門行政書士が徹底解説

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中核機能強化事業所加算とは?

中核機能強化事業所加算とは、地域における障害児支援の中核的な役割を担う児童発達支援・放課後等デイサービス事業所を評価するために新設された加算です。

単に療育を提供するだけではなく、

  • 地域の障害児支援体制の充実
  • 他事業所への助言・支援
  • 保育所・学校・関係機関との連携
  • 専門的支援の提供

など、中核的な役割を果たす事業所が対象となります。

令和6年度報酬改定により創設され、今後は地域支援の中心的役割を担う事業所として重要性が高まっています。

この記事で分かること

この記事では、

  • 中核機能強化事業所加算とは
  • 算定要件
  • 単位数
  • 対象事業所
  • 必要書類
  • 運営指導で確認されるポイント
  • よくある質問

について、障害福祉専門行政書士が実務目線で分かりやすく解説します。

中核機能強化事業所加算の単位数

利用定員単位数(1日につき)
利用定員が10人以下の場合187単位
利用定員が11人以上20人以下の場合125単位
利用定員が21人以上の場合75単位

中核機能強化事業所加算の目的

この加算の目的は、

地域において障害児支援の中心的役割を担う事業所を評価することです。

具体的には、

  • 地域全体の療育の質向上
  • 保育所等訪問支援との連携
  • インクルージョンの推進
  • 医療・教育・福祉との連携
  • 地域支援機能の強化

が期待されています。

算定要件

中核機能強化事業所加算を算定するためには、厚生労働省通知等で定める要件を満たす必要があります。

代表的な要件は次のとおりです。

① 中核機能を担う体制を整備していること

地域における障害児支援の中心として、

  • 他事業所との連携
  • 専門的助言
  • 地域支援

を継続して実施できる体制が必要です。

② 専門的人材を配置していること

専門性を有する職員による支援体制が求められます。

基準上必要となる職員配置に加え、中核機能を担うための専門人材を常勤・専従で1名以上配置していることが必要です。

例えば、

  • 保育士
  • 児童指導員
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士

などとの連携が重要になります。

③ 地域支援を実施していること

例えば、

  • 保育所等への助言
  • 学校との情報共有
  • 相談支援事業所との連携

などが該当します。

④ 必要な記録を作成していること

実施した支援内容について、

  • 日時
  • 内容
  • 支援先
  • 参加者
  • 助言内容

などを適切に記録しておく必要があります。

地域支援の実施状況等について、年1回以上インターネット等を利用して公表することが求められます。

必要書類

運営指導でも確認されやすい書類として、

  • 地域支援実施記録
  • 会議記録
  • 支援実施報告書
  • 職員研修記録
  • 個別支援計画
  • 関係機関連携記録
  • 職員配置が分かる書類

などが挙げられます。

運営指導で確認されるポイント

中核機能強化事業所加算では、次のような事項が確認されます。

地域支援の実績があるか

実際に地域支援を実施していることが必要です。

記録が残されているか

「実施した」だけでは認められません。

具体的な支援内容まで記録しましょう。

人員配置を満たしているか

専門職の配置状況も確認されます。

継続的に地域支援を実施しているか

一時的な実施ではなく、継続性が重要です。

よくある質問(FAQ)

Q. すべての事業所が算定できますか?

いいえ。

一定の要件を満たした中核機能を有する事業所のみ算定できます。

Q. 地域支援とは何ですか?

保育所・学校・相談支援事業所・医療機関などへの助言や連携、地域の障害児支援体制の充実に向けた取組などが該当します。

Q. 記録は必要ですか?

実施内容が分かる記録を作成・保存する必要があります。

Q. 運営指導では何が確認されますか?

人員配置、地域支援実績、記録、関係機関連携状況などが重点的に確認されます。

障害福祉専門行政書士からの実務アドバイス

中核機能強化事業所加算は、単に要件を満たすだけでなく、「地域支援を継続して実施していること」を客観的な記録で示せることが重要です。

運営指導では、

  • 地域支援の実績
  • 関係機関との連携状況
  • 専門職配置
  • 各種記録

が確認されます。

特に「実施しているが記録がない」というケースは返還リスクにつながる可能性があるため、日頃から記録様式を整備し、適切な運用を行うことが重要です。

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  • 減算リスクチェック
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